ご無沙汰しております.日々綴りたいなと思うことはあるのですが,ストーブへ薪足しに行ってそのままウトウト・・.今日はウトウトから脱出できましたのでちょっと書いてみます.
本日ご紹介するのは!?主にLEDを用いたライト,以前コレクターであることをちらっと.
最近は購入していなかったのですが,このスタイルが気に入り海外からの通販でお取り寄せしました.一つ目小僧のようなデザインが可愛らしく思います.
ZEBRAライトというちょっと変わったライトをデザインするメーカーで,これはいわゆる「ヘッドライト」です.ヘッドライトと言えばキャンプや夜釣りなどで両手が使えて・・ということですが,私は室内での使用目的です(笑).リビングの雰囲気重視で選んだ照明は眼に厳しく,ちょっと読書すると疲れます.副院長に経理相談し,『最新の歯科医療を学ぶために必要!』との嘆願でOKがでました(涙).
お次はLEDライトの世界にはまったきっかけとなったフラッシュライト,SURE FIRE.
最初は診療用拡大鏡にこれをくくりつけて光源にならないかとトライしてみました.かなり小型のライトで照度は十分だったのですが,さすがにミリタリー仕様.質実剛健なボディは頸部筋を負担し,数分で「こりゃ駄目だ」と.
しかしこの10センチにも満たないサイズでありながら,とても直視できない眩しさがライト界への入り口となりました.
お次は「壱式」.
左はマーブル模様にアルマイト処理をした「スプラッシュアナダイズド」.右は手垢をよせ付けない「ステンレス仕様」
これを見て『おっ!!』と声を出された方はかなりのライトマニア.そのスジでは超有名で海外勢からも憧れのライトです.商品として開発されたものではなく一個人が1からデザインしたフルスクラッチです.金属棒を旋盤(せんばん)という単純な切削機械で削ったものですが,そのプロポーションと個数の少なさから伝説化!?しています.製作者のカトキチさんのセンスもさることながら,この壱式が人気の理由はその「精度」にあると思います.壱式は数種あり,製作時期も数年あったと思いますが,内部の細かなパーツも含めてすべて互換性があります.上の二つも時期的には離れて作られていますが,ネジ部品が吸い付くような感触で交換可能です.コンピュータ制御された最新のマシンなら当たり前ですが,これが人の手仕事だからスゴイのであります!仕事柄(ここは歯科医院のブログでしたorz)このような緻密なクオリティには憧れてしまいます.
そんなカトキチさんとは壱式がご縁で診療用ライトの相談をしました(やっと歯科の話題になりました・汗).
前出のSURE FIREの先端部分を自分で加工して,拡大鏡に付けるまではたどり着いたのですが,先端部分だけとは言えまだ重い・・.
それでカトキチさんにお願いして,軽くするため旋盤加工により極力アルミを削いでほしいと依頼したところ・・.
「あんまり綺麗に削れなかったし,ほとんど軽くならなかったので・・」
とのことでジュラコンという軽い樹脂をワンオフで削りだして作ってくれました.
やはり拘りのヒトは違います.
そんな拘りを真似すべく,サージテルという拡大鏡のトップブランドのフィラメント電球を旋盤加工でLED化してみました(部品費用は5,000円ほど).
なんとか成功しましたが,旋盤加工の精度はダメ駄目です.加工やり直しや最新の高照度,高演出LEDに交換したいところですが,知人依頼品でしたので現在は手元ありません・・・.
歯科ではこのような拡大鏡や顕微鏡が花盛りです.現在の歯科界が変わりつつあるのでは?と思います.虫歯の洪水と言われた時代,多くの患者さんを早くはやく診るというスタイルから,じっくりより確実にと.わたしはそちらを望みます.
そんなこんなで,今日も歯科とは関係なさそうな話題からDentalな話題に終着しました(笑).
次回はもうちょっと歯科よりなものにしていきます・・.それでは皆様よい週末を.