ご無沙汰しております,ツキイチBlog10月度ギリギリ滑り込みでございます.
今日はこちらのお話です.
エントランス脇にあるスロープ.色々と『バリアフリー』を目指しておりますので,車椅子の方でも来院しやすいようにと設置しております(目立たずに).
しかしある日,患者さまのご家族が押す車椅子の状況を見てがっくり・・.
スロープまでの砂利部分では車椅子の車輪が砂利に埋まり,かなりの力を入れた様子で押したり前から引いたり.
車椅子が砂利道にこれほど弱いとは知りませんでした.前々から通院されておられた方なのに文句ひとつ言わずにおられたことがまことに申し訳なく思いました.
これはイカン,何とかせねばと.お庭師さんとに色々と相談して
・・・主張しすぎず,それでいて用を成す・・・そんなアプローチできませんか?(ムリ言っとります)
そして,ついに完成しました解決策がこちら!
雨に濡れない新Typeの砂利.
否,そんなものは有りません.
まさか・・・色違いの砂利を敷いただけ??
さすがにそれでは解決策にはなりません.この下にはこのようなものが!!
ちょっと硬めの布がハニカム(蜂の巣)構造で形成されており,それ自体は柔軟性を有します.
このハニカム構造の中に隙間なく砂利を充填していくと・・.
人はもちろん車椅子でも,さらには車両でも「足元」をすくわれることなく通行が可能です.
本医院では敢えて色を変えて判るようにしていますが,砂利の色を揃えて目立たなくすることも可能です.
これで車椅子や車輪のついた器具の方でも来院されやすくなったと思いますので,ぜひご利用ください.
・・・そろそろ寒くなってまいりました.次回は薪ストーブの話題でお会いできることを楽しみにしております(笑)
少し冷たい小雨(と家族の目)の中,薪割りをしておりました院長より.